婦人科
- 中用量ピル(プラノバール、ソフィアA)とノルレボの違いは?
- 婦人科/性行為後72時間~120時間OKタイプ各種/緊急避妊ピル(モーニングアフターピル) 2013.12.11
- NORLEVOA ノルレボが緊急避妊剤と明記されており、副作用の発現が少ないことです。プラノバール、ソフィアAは中用量ピルで、1日に計4錠を内服することになりますので、服用した方々はかなりの頻度で、嘔気や嘔吐などの副作用がありますが、ノルレボは一回2錠(黄体ホルモンのみ)内服するため、嘔気の副作用が少ないです。当院での処方でもノルレボより、プラノバールのほうがに吐き気などがでる方が多いようです。
ノルレボの避妊効果はヤッペ法を用いた時より副作用が少ないため、また避妊率も良好なため、お勧めではございますが、薬価(=薬の仕入れ値)が高いというデメリットもあります。したがいまして、当院では患者様のご希望により、ノルレボ、プラノバール、そして後述するNEW 安心アフターピルの中からご希望のお薬をお選びいただくことにしております。
- 緊急避妊法(EC)はどのように行うのでしょうか?
- 婦人科/性行為後72時間~120時間OKタイプ各種/緊急避妊ピル(モーニングアフターピル) 2013.12.11
- sophiaAA 日本では、従来からヤッペ(Yazpe)法が用いられておりました。ヤッペ(Yazpe)法とは、性交後72時間以内に中用量ピルであるプラノバール、ソフィアAなどを処方され、2錠服用し、12時間後にさらに服用する方法です。
これに加えて、2011年の5月より緊急避妊薬(ノルレボ)が発売になりました。ノルレボ(成分:ノボノルゲストレル)は、女性ホルモンである黄体ホルモン製剤で排卵抑制効果があり、性行為後72時間以内の服用で、妊娠の確立が20~30%減少し、吐気などの副作用が軽いことが特徴です。